« リアルタイムインタープリタの処理速度(リアルタイム制御能力) | トップページ | 機械制御エンジニアのこの頃 »

2008年12月16日

1997年-世界を変えた金融危機 フランクナイトの「リスク」と「不確実性」

1997 お勧め度★★★★

お勧め対象読者: 経営者、企業家

同書82ページから

名著として知られる「リスク、不確実性および利潤」を、ナイトはコーネル大学の博士論文として完成させた。

ナイトがここで解明したかったのは、競争的な経済において、なぜ「利潤」が存在するかという点であった。

同書84ページから

将来に見込まれる収入を目指す企業家は、外れるかもしれない予測、つまり不確実性のもとで行動しなければならない。

しかし、不確実性には二つのタイプがあり、そのうちの一つのタイプだけが「利潤」を生む要因になる。

二つのタイプのうち第一のタイプは、それが起こる可能性についての「確率分布」が描けるものだ。ナイトはこれを「リスク」と呼ぶ。

他方で第二のタイプは、それが起こる「確率分布」を描けないものである。ナイトはこれを「真の不確実性」もしくは「不確実性」という。

同書87ページから

「リスク」は「利潤」の要因とはならないが、「不確実性」は「利潤」の要因になりえる。

同書89ページから

「新しいこと」、過去に類例がないことに企業家は挑戦する。「不確実性」と真正面から企業家は対決するのである。そして、「不確実性」と対決する報酬として、企業家は「利潤」を手に入れる。

|

« リアルタイムインタープリタの処理速度(リアルタイム制御能力) | トップページ | 機械制御エンジニアのこの頃 »

本(専門書以外)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1997年-世界を変えた金融危機 フランクナイトの「リスク」と「不確実性」:

« リアルタイムインタープリタの処理速度(リアルタイム制御能力) | トップページ | 機械制御エンジニアのこの頃 »