減速器出力軸にエンコーダを付けて、現在位置を監視する
プライムモーション社のWindowsで手軽にリアルタイムIO制御「MOS Bench(モスベンチ)」に含まれているモーションコントローラの話。
減速器出力軸に高分解能ロータリーエンコーダを付けて、現在位置を監視する場合、
以下のシステム構成が可能となる。
システム構成詳細
・エンコーダは20bitエンコーダ
・位置制御は、20bit分解能で行う
・回転数を上げるために電子ギヤは「16/1」とし、モータ1回転あたり65536パルスとする
・減速器は50:1
・したがって、減速器出力は、65536*50=3,276,800パルスの位置指令パルスで1回転する
・外部エンコーダとして450,000[パルス/回転]を付ける
・この出力を4てい倍カウントすると、1,800,000[カウント/回転]
・これを1/0.549316倍すると1,800,000/0.549316=3,276,802となり、指令パルスと突き合わせで位置偏差監視が可能となる。
この0.549316の値は、以下のようにパラメータ設定ファイル「MOTIWAREConfig.ini(モウティウェアコンフィグ.イニ)」のEncoderPulseScaleというパラメータに設定する。
また、前述のブロック図のHW出力パルス(ハードウェア出力パルス)、フィードバックパルスは、動作波形観測ツール「MOTIWARE Analyzer(モウティウェアアナライザ)」で1msサンプリングの波形表示、csvファイル保存ができる。
位置偏差異常が発生する場合は、このcsvファイルを確認してほしい。

上記画面のように項目設定すると、csvファイルは、以下のようになる。
G列が、HW出力パルス
H列が、フィードバックパルス
を示している。
なお、フルクローズド制御は、できない。お客様のアプリケーションで、現在位置を読みとって、誤差分をPTP移動命令で位置補正してほしい。
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