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2009年11月22日

装置メーカは、プログラム再利用で競争力向上を

装置メーカとして、利益を出すためには、「プログラムを再利用」できるような仕事をすればよい。

プログラム開発しなくて、コピーで済めば済むほど、利益がでる。あるいは、コスト競争力がでてくる。

しかし、目先の一品一葉の装置を納期に追われていて、「プログラムの再利用」なんて、とても考える余裕がない。

担当としては、仕事が忙しいから、それで十分である。

そんな考えで、製品展開していくと、

図のような個々のプログラマーに依存した装置プログラムがいっぱいできてしまう。

スキルの高い「プログラマーA氏」が、最初の製品「機種A」を開発。「プログラマーB氏」が「機種A」をまねて、その展開「機種B」を開発。どんどん類似機種が増えていく。

お客様いわく、「ゆりかごから墓場モード」になる。

つまり、自分が開発した装置のメインテナンス、廃棄まで、プログラマー個人としてお付き合いすることになる。

プログラマーとして、生産性の高い人も低い人も長期に装置に張り付いてしまう。Photo_3

ところが、プログラムの再利用を考えて、基本システムを構築、展開設計する装置メーカもある。

Photo_2

装置制御システムのプラットフォーム(基本べース)を構築して、装置の機種展開に入ると、図のようなプログラミング分担ができる。

作業内容の階層化ができる。

・開発部は、基本設計、コアの加工プロセス開発

・技術部は、展開製品設計

・サービス部は、設置、保守

この階層化を実現するためには

・高性能なコントローラ導入(強力な道具の導入)

・その会社の装置に適した基本ソフトの開発

の2つを行って、仕組み作りをしてから、装置開発の展開を進める。

初期投資と、時間がかかるが、人材の有効利用ができるので、じんわりと利益、競争力、機会獲得頻度に効いてくる。

■高性能なコントローラとして、望まれることは、

簡単に高速シーケンス制御ができる」こと。

・プログラミングスキルの優劣に関わらず、高速シーケンス制御ができること。

・機器の動作状態がプログラミング環境から、わかること。=>モニタ機能が充実していること。

・複雑なプログラムが書けないこと。=>複雑なプログラムになってしまうと他人がわかりにくくなる。

・シーケンスシミュレータがあること。=>機械が組み上がる前の時間に余裕がある段階でプログラムの品質を高めておけること。

ヒット商品が出ない時代ほど、一品一葉の装置が増えるので、「プログラムの再利用」できるしくみを持っている会社と持っていない会社の差が出てくる。

「再利用しているよ!」と考えている方、「さらに再利用するためにどうしたらよいか?」、考えて、仕組みを作るには、良い時期だと思う。

Link: 

プライムモーション社(みんなで手軽にWindowsリアルタイムIO制御)

プライムモーション(Windowsで手軽にリアルタイムIO制御)

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