MOSBenchとRTXやINtimeの大きな違いはなんですか?
「MOSBench」と「RTX」や「INtime」の大きな違いはなんですか?
とお客様に言われました。
わかりやすい説明をしていないことを反省。
■Windowsをリアルタイム化するソフトが「RTX」や「INtime」
例えば、「RTX」のSDKを購入すれば、お客様は自由にWindowsでリアルタイムに実行するソフトを開発できる。
リアルタイム制御をしたいカードも自由に選べる。
しかし、装置稼働までの開発工数がかかる。
だけど、装置ごとの「RTX」のランタイムライセンスは、安い。
ところが、
■「MOS Bench」は、
・「RTX」のランタイムライセンス
と
・その上で走る機械装置制御用のソフトウェア
の合体。
機械制御に必要なソフトウェア、例えば、モーションコントローラ、モータ動作波形解析ツール、リアルタイムでないWinodws上のモーションシミュレータ、シーケンスシミュレータ等、付属している。
簡単にマルチタスクのWindowsリアルタイムIO制御ができる環境になっている。
だから、ゼロからWindowsリアルタイム制御の機械装置を作りたい人には、お薦め。
入荷して日から、自分のやりたいこと、モータ制御やIO制御が実行できる。
WindowsリアルタイムIO制御のハードルを下げた製品。
自分一人ではなくて、メンバのみんなが、WindowsリアルタイムIO制御をして、装置の機種展開をしたいというグループにもお薦め。
開発環境は安い、装置ごとのコストは高い。
どちらを選ぶかは、お客様次第。
Link: 「高性能制御を簡単に、みんなに!」
プライムモーション社(みんなで手軽にWindowsリアルタイムIO制御)
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