ミスミのパソコンBBC-7200のWindowsリアルタイム性評価
ミスミのパソコンBBC-7200のWindowsリアルタイム性評価。
Windows XP Professional、
IntervalZero社のWindowsリアルタイム拡張RTX6.5.1、
プライムモーション社の手軽にWindowsリアルタイムIO制御環境「MOS Bench」
をインストール。
そのうえで、以下のプログラムを実行する。
・8軸のモータ移動動作のリアルタイム制御プログラム。
・DOUTの5msトグルのリアルタイム制御プログラム。
・モータ8軸の現在位置、DOUTのリアルタイム1msサンプリングプログラム。
さらにWindowsアプリケーションとして
リアルタイムIO制御プログラムの開発環境「MOS Bench」の
・実行行表示
・標準出力
・モータ8軸の現在位置、DOUTの1msサンプリング波形表示
・1ms割り込み周期、処理時間計測値表示
を実行している。
以下の画面が処理負荷画面。(クリックで拡大)
1msの割込み処理周期、割込み処理時間を208,707,001回評価した。
つまり、208707秒=約58時間の評価になる。
1msの割り込み周期は、943.1usから1052.3us。
-56.9usから+52.3usのジッタがある。
1msの割込み処理時間は、53.5usから281.6us。
+145usのジッタがある。
「すばらしい!」と言うほどのリアルタイム性能ではないが、
小規模システムなら、使える。
8軸、128点IN、128点OUTくらいなら、大丈夫。
Link: 「高性能制御を簡単に、みんなに!」
プライムモーション社(みんなで手軽にWindowsリアルタイムIO制御)
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